初心者にはトラリピがおすすめとよく言われるんだけど、トラリピについて詳しく教えて。
結局トラリピって儲かるの?
この記事ではこんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、トラリピを5年間運用しています。
実際に毎月、会社員時代の給料よりも多くの利益を得ることができています。
この記事を読んで、トラリピのメリットだけでなくデメリットも確認してくださいね。
一緒にトラリピを運用して、給料以外の収入源を作りましょう。
では本文をどうぞ。
トラリピの運用実績
トラリピって実際どのくらい儲かるの?
ここでは、マネースクエア公式サイトと僕の運用結果を見ていただきますね。
トラリピ マネースクエアの世界戦略
最初は、マネースクエアで推している「世界戦略」についてみていきます。
トラリピ世界戦略
- ドルカナダ ハーフ&ハーフ戦略 100万円
- ・ユーロポンド ハーフ&ハーフ戦略 100万円
- ・オージーキウイ ダイヤモンド戦略 100万円
上記3つの通貨ペアで2022年5月16日~2022年11月30日までのシミュレーション結果を、公式サイトで公表しています。
その結果、約半年で33万円の利益が出るという結果になりました。
年利換算すると、約20%という凄まじい結果だね。
まあ時期や市況によってこの辺りの数字は変わってくるので、参考程度に捉えておきましょう。
今流行りのインデックス投資は、年利5%前後を目指す運用です。
トラリピは20%はややリスクが高くなりますが、10%程度なら十分目指すことができます。
その点から僕は、インデックス投資よりもトラリピの方がお気に入りです。
トラリピ運用 温泉大家の場合
ちなみに温泉大家の運用実績はどうなの?
僕のトラリピの月次運用グラフは、こちらです。
僕は2018年に90万円で運用を始めて、2020年に一度運用を辞めています。
メイン収入である不動産投資で、金融機関からお願いされたからです。
運用途中ですが全ての注文を決済したので、2020年はマイナス運用になってしまいました。
入出金 | 売買損益 | スワップ損益 | 受渡前スワップ累計 | 年率 | |
2018年 | 900,000円 | 204,835円 | -17,302円 | 0円 | 22% |
2019年 | 2,840,000円 | 364,160円 | -20,962円 | -57,153円 | 13% |
2020年 | -260,000円 | -210,313円 | -57,153円 | 0円 | -7% |
2021年 | 1,740,000円 | 427,013円 | -13,072円 | -9,110円 | 25% |
2022年 | 20,740,000円 | 2,612,650円 | 130,074円 | 32,813円 | 13% |
2023年 | 20,740,000円 | 1,491,718円 | 27,681円 | -48,890円 | 7% |
途中で損切りした2020年以外は、しっかりと利益が出ているね。
一応、年利10%を目標に、安全優先で運用しています。
トラリピを運用する8つのデメリット
トラリピが利益を出しやすい運用なのはわかったけど、デメリットもあるんだよね?
もちろん全てが完璧な投資はありませんからね。
トラリピのデメリット
- 含み損が出る
- トレンド相場には向かない
- 利益が少ない
- 長期間での運用が必要
- ロスカットの危険性がある
- 資金ロックされる
- 止めるタイミングが難しい
- マイナススワップ
詳しくみていきます。
トラリピのデメリット1:含み損が出る
最初のデメリットは、含み損が出ることです。
トラリピは基本的に長期運用が前提となります。
損切りをせずに、長期的に運用することが前提の投資手法だからです。
そのため為替状況にもよりますが、含み損を長期間抱える可能性があります。
含み損を抱える前提の投資手法ということを理解しておく必要がありますね。
トラリピのデメリット2:トレンド相場には向かない
次のデメリットは、トレンド相場には向かないことです。
トラリピは、レンジ相場になっている通貨ペアで運用するのが基本です。
そのためどちらか一方方向に動いているトレンド相場には向いていません。
自分が運用する場合は、その通貨ペアがレンジ相場になっているかを必ず確認しましょう。
トラリピのデメリット3:利益が少ない
次のデメリットは、利益が少ないことです。
トラリピは、コツコツと利益を積み重ねていく投資手法になります。
そのため1年間で運用資金を2倍!3倍!と考えている人には向いていません。
とは言っても、年利10%を狙うことができるので、十分優秀な数字ですね。
流行りのインデックス投資でも年利5%前後です。
1年で2倍3倍なんて、ほとんどギャンブルみたいなもんだね。
トラリピのデメリット4:長期間での運用が必要
次のデメリットは、長期間での運用が必要ということです。
トラリピは、為替の上下を点ではなく面で捉えて運用する投資になります。
短期ではなく長期での運用が基本戦略です。
そのため、短期間で裁量トレードに近い運用をしたい人には向いていません。
短期売買をしたい人は、手数料の安いFX会社の方が良いと思いますよ。
トラリピのデメリット5:ロスカットの危険性がある
次のデメリットは、ロスカットの危険性があることです。
トラリピは自動売買で、安全運用できるイメージがありますがFXでの運用になります。
- トラリピだから絶対に安全。
- ロスカットしない
こんなことはありません。
実際にリスクを取った運用をして、ロスカットされてしまう人もいます。
絶対に安全な投資というのはありませんからね。
ということは、絶対に安全と言っている投資案件は危険ということだね。
トラリピのデメリット6:資金ロックされる
次のデメリットは、資金ロックされることです。
トラリピは、注文を出す際にロスカットレートを計算して安全な設定を組みます。
もし途中で運用資金を出金してしまうと、ロスカットレートが変わってしまいます。
そのため運用を開始すると、なかなか資金を出金することは難しく資金ロックされてしまいます。
急な出費も考えて、余裕資金で運用することが大事ですね。
トラリピのデメリット7:止めるタイミングが難しい
次のデメリットは、止めるタイミングが難しいことです。
トラリピは含み損を抱えながらの運用が基本になります。
またリスク分散のために複数通過で運用することも珍しくありません。
そのため、含み損が0というタイミングはなかなかありません。
トラリピから完全撤退する時は、多少の損切りの必要が出てくる可能性が高いですね。
僕はトラリピは長期間運用を前提にしているので、とにかく回し続けようと思っています。
トラリピのデメリット8:マイナススワップ
次のデメリットは、マイナススワップになります。
トラリピは、長期間含み損を抱える可能性があることを説明させていただきました。
そのためマイナススワップの通貨ペアを運用すると、ジワジワと資金を削られます。
運用する際には、出来るだけマイナススワップの通貨ペアは避けるのが無難でしょう。
僕は以前はマイナススワップは気にしなかったんですが、運用額が増えてくるとマイナススワップ楽も増えて気になるようになりました。
トラリピを運用する9つのメリット
トラリピの悪い点だけでなく、メリットも見ていきましょう。
トラリピのメリット
- 初心者でも利益が出しやすい
- サポートが手厚い
- 相場の上がる・下がるを予想しなくて良い
- 手離れがよく時間効率が良い
- 乱高下の相場に強い
- 長期運用に最適
- 機械的に取引してくれる
- 頻繁に利益が出るので継続しやすい
- 運用者が多い
詳しく見ていきます。
トラリピのメリット1:初心者でも利益が出しやすい
最初のメリットは、初心者でも利益が出しやすいことです。
トラリピは、小さな利益をコツコツと積み上げていく投資手法です。
細かい注文をたくさん出すので、1日に何度か決済注文が約定して利益が発生します。
あらかじめ購入と決済の注文を同時に出すので、決済のタイミングに悩むことがありません。
口コミなどを見ても初心者に優しい投資というのをよく見ますね。
トラリピのメリット2:サポートが手厚い
次のメリットは、サポートが手厚いことです。
FXの運用は、最初は何をしたら良いのか不安になりますよね。
- 設定があっているのか?
- どんな設定にしたら良いのか?
- 注意したら良い点はあるのか?
このような色々な不安に対して相談できる人がいたら安心ですよね。
トラリピの場合、グループでの勉強会だけでなく個人でのズーム相談もできるんです。
プロの人に相談ができて、しかも無料でできるなんてすごいね。
トラリピを始める人は、是非この無料サポートを活用してほしいですね。
トラリピのメリット3:相場の上がる・下がるを予想しなくて良い
次のメリットは、相場の上がる・下がるを予想しなくて良いことです。
トラリピは裁量トレードのように、相場予想をする必要はありません。
僕のような投資に詳しくない人間には、相場を予想するのは非常に難しいです。
そのため予想をしなくても良いのは、僕は大きなメリットと感じています。
厳密に言えば、完全に予想しないというよりは大まかな流れだけは予想するイメージです。
トラリピのメリット4:手離れがよく時間効率が良い
次のメリットは、手離れがよく時間効率が良いことです。
トラリピは裁量トレードのように、毎日相場に張り付いている必要はありません。
想定したレンジから外れていないか?を時々チェックする必要はありますが。
そのため手離れがよく、空いた時間は自分の好きなことをすることができます。
自分の労力を使わずにお金を稼いでくれるから、トラリピは不労所得とよく言われているんだね。
トラリピのメリット5:乱高下の相場に強い
次のメリットは、乱高下相場に強いことです。
通常の裁量トレードの場合、乱高下相場は避けたい心理が働きます。
なぜなら予想と違う急激な動きをすると、損失が大きくなるからです。
しかしトラリピの場合、レンジを予想して注文を出しています。
そのため予想したレンジ内でどんどん乱高下してくれた方が、利益も大きくなります。
乱高下相場の方が利益が大きくなるんだね。
乱高下相場が得意というのが、トラリピの大きな特徴ですね。
トラリピのメリット6:長期運用に最適
次のメリットは、長期運用の最適ということです。
トラリピは、長期運用でコツコツ利益を積み重ねる投資手法になります。
投資初心者が短期でガンガン利益を出すのは、非常に難しいと僕は考えています。
稼げても継続性がないと、運用しにくいですよね。
継続性があるので、給料のような安定収入として組み込みやすいですね。
トラリピのメリット7:機械的に取引してくれる
次のメリットは、機械的に取引してくれることです。
FXなどの投資は、どうしても自分の感情に左右されてしまいます。
損切りしなきゃダメなのに、もう少しと粘ってしまう。
利益が出ていると、もう少し利益が出るかもと欲が出てしまう。
このように感情に左右されて失敗する人は、僕だけではないはずです。
その点トラリピは、自動売買で機械的に取引してくれます。
僕のように心が弱い人は、機械的に取引してくれるトラリピがおすすめですよ。
トラリピのメリット8:頻繁に利益が出るので継続しやすい
次のメリットは、頻繁に利益が出るので継続しやすいことです。
何事もそうですが、成功や達成感がないと物事って継続しないですよね?
トラリピは小さな利益をコツコツと積み上げていく運用です。
そのため毎日少しづつですが、利益が発生します。
頑張っても結果が出ないとつらいだけだからね。
毎日しっかりと成果が出るのは、嬉しいですよね。
トラリピのメリット9:運用者が多い
次のメリットは、運用者が多いことです。
トラリピの運用者数は公式サイトでは公表されていません。
しかしマネースクエア社の預かり資産は順調に増えてきています。
これらの状況から、利用者数もどんどん増えていることが想像されますね。
トラリピ運用者は非常に多いので、ブログやSNSなどで自分の設定を公開している人もたくさんいます。
いろんな人の設定や考え方を見ることができるので、どんどん知識を増やすことができます。
不明点があれば、公式サポートだけでなくTwitterなどで聞けば詳しい方が答えてくれます。
運用者が多いトラリピは、初心者でも安心できる運用です。
僕ももっと勉強して、良い設定を考えたいです!
トラリピの運用方法
トラリピの運用方法は主に2つの手法があります。
トラリピの運用方法
- レンジを広く取りロスカットされないようリスク管理をしながら長期運用する
- レンジを狭くして相場変動があれば早めにロスカットして損失を最小限に抑える短期運用
僕はレンジを広くした長期運用スタイルです。
もう少し資金が増えてきたら、もっと利益を重視した短期運用も行ってみたいと考えています。
しかし今の段階では、まだ安全運用優先で長期運用メインで行なっています。
運用に慣れてきて自分ありに設定をアレンジできるようになってきたら短期運用にチャレンジしてみても良いでしょう。
トラリピに向いている人の3つの特徴
トラリピが向いている人は以下の通りです。
向いている人
- 忙しくて運用に時間を取れない人
- 安全に資産運用したい人
- 利益率も欲しい人
詳しく見ていきます。
忙しくて運用に時間を取れない人
会社員の方は忙しくて、投資や副業をする時間がとれない人もたくさんいますよね。
そんな忙しい人に、トラリピピッタリです。
手離れの良い運用手法なので、トラリピには足りてもらい自分は他のことに時間を使うことができます。
僕は空いた時間を家族との時間に充てています。
トラリピに給料と同じくらいの金額を稼いでもらうと、心の余裕も生まれます。
忙しい人にこそぜひ活用してもらいたいですね。
安全に資産運用したい人
次の向いている人は、安全に資産運用したい人です。
FXと聞くと、どうしても危険というイメージを持つ方が多いと思います。
トラリピもFXの運用なので絶対に安全ではないですが、リスク管理をしっかりと行えば安全に運用することも可能です。
僕も以前、FXで失敗した経験があります。
失敗した経験から、安全に運用できる手法としてトラリピを選びました。
トラリピではプロの方に無料で、ズーム相談できるのも安心感がありますね。
相談できる環境があるのは、初心者には嬉しいですよね。
利益率も欲しい人
次の向いている人は、利益率も欲しい人です。
僕はトラリピで年利10%を目指して運用しています。
実際に運用を開始して、10%以上の利益を出すことができています。
ちなみに今流行りのインデックス投資は、年利5%前後なのでトラリピが利益率も十分高いことがわかると思います。
コツコツと堅実に運用した人には是非おすすめしたいですね。
トラリピに向いていない人の3つの特徴
逆に向いていない人もいるの?
トラリピが向いていない人についても見ていきましょう。
トラリピが向いていない人
- 1年で2倍など一気に稼ぎたい人
- 取引コストにこだわりたい人
- 自分で色々と設定したい人
詳しく見ていきます。
1年で2倍など一気に稼ぎたい人
最初の向いていない人は、一気に稼ぎたい人です。
投資を調べていると、1年で資産が2倍3倍になったという話も聞くと思います。
しかしトラリピはそのような一気に稼ぐ運用には向いていません。
トラリピは、コツコツ長期運用に向いている手法なんだよね。
取引コストにこだわりたい人
次の向いていない人は、取引コストにこだわりたい人です。
トラリピは初心者に優しい、わかりやすい運用ツールが揃っています。
サポート体制も十分揃っており言うことなしなのですが、スプレッドが高いのが特徴です。
そのため運用コストを下げたい人には、トラリピは向いていません。
上級者の方は、他のFX会社で手動で運用したりしていますね。
自分で色々と設定したい人
次の向いていない人は、自分で色々と設定したい人です。
トラリピの良さは、設定が簡単で多くの運用者が設定を公開していることです。
しかし自分で色々と設定したいレベルの方は、取引コストの低いFX会社で運用した方が確実にお得です。
初心者には扱いやすいトラリピですが、上級者には少し物足りなく感じてしまう可能性があります。
僕も取引コストについて考えるくらいレベルアップしたいです!
トラリピで失敗しやすいパターン5選
トラリピで失敗する人の特徴を教えて。
トラリピで失敗する人は、おおむねこの5パターンです。
この5パターンに注意すれば、トラリピで失敗するリスクを軽減することができますよ。
トラリピの失敗パターン
- 含み損にビビって損切りをしてしまう
- レンジ相場でない通貨ペアを選んでしまう
- 想定レンジが狭くすぐにロスカットしてしまう
- 相場の変動が少ないと設定変更してリスク管理が甘くなる
- そもそもロスカットレートを把握していない
トラリピの失敗パターンについて詳しく解説した記事はこちら
→トラリピの失敗パターン5選 大損しない安全運用のコツ