トラリピにはシミュレーションツールの使い方を教えて。
複数通貨のシミュレーションもできるのかな?

本記事ではこんな悩みを解決します。
この記事でわかること
- トラリピシミュレーションツールの使い方
- トラリピ資産運用表との違い
- トラリピシミュレーション機能の注意点
この記事を読めば、トラリピのシミレーション機能の使い方をマスターすることができます。
シミュレーション機能は安全なトラリピ運用をするためには、絶対に使い方を覚えておくべき機能なのでしっかりと覚えましょう。
トラリピなどの自動売買の最大のリスクは、ロスカットしてしまう事です。
裏を返せばロスカットをしなければ、負けにくい手法でもあります。

- 元看護師リタイア生活中 投資歴10年
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では本文へどうぞ。
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トラリピの評判・口コミについて詳しく知りたい方はこちら
→【トラリピの評判&口コミ】初心者でも分かる注意点・デメリット
トラリピシミュレーション機能ってなに?

トラリピで1番重要なことは、とにかくリスク管理です。
自分の設定がいくらになったらロスカットするのか?どの程度相場が変動すればロスカットしてしまうのか?
これを把握していなければ安全性が高く、負けにくいトラリピでも大損する可能性が高くなります。
トラリピのシミュレーションツールは、安全にトラリピを運用する上では必須のツールになります。
大損を避けるなら必読。トラリピの失敗パターンはこの4つ
→【失敗例】トラリピの失敗パターン4選〜これを読めば失敗しない〜
トラリピの危険性を理解しておくことが失敗しないための近道です
→トラリピは本当に危険なの?~危険性を減らす運用方法は?~
トラリピ資産運用表との違い

トラリピには、とても便利なツールがあります。
トラリピ運用試算表です。
トラリピ運用試算表もロスカットレートの確認ができたはずだけど違いはあるの?

運用試算表
- トラリピ資産運用表→ロスカットレートが確認することができます
- デメリット:1つの通貨ペアだけを運用している時
トラリピはリスク分散の観点からも、複数通貨での運用が望ましいと僕は考えています。
しかし複数通貨を運用していると、トラリピ資産運用表ではロスカットレートを確認することができません。
シミュレーションツール
- シミュレーションツール→複数通貨のリスク管理
- デメリット:決済注文が考慮されないなどの注意点がある
このような違いがあることを頭に入れながら、便利なツールを使いこなしていきましょう。
合わせて読みたい
トラリピをやるなら必須ツール
→【超重要】トラリピ運用試算表の使い方〜使わないと大変なことに!?〜
トラリピシミュレーション機能を使うべき理由
トラリピシミュレーションってなんで使わなきゃいけないの?

トラリピシミュレーション機能を使う理由は、ロスカットしないためです!
トラリピで一番気をつけなければいけないのは、ロスカットしてしまうこと。
ロスカットすると、大事な運用資金を失うことになります。
- どの程度相場が変動したら、ロスカットされてしまう危険性があるのか?
- 予備資金を入金すればどの程度まで耐えることができるのか?
- マイナススワップの影響はどの程度あるのか?
シミュレーションツールを利用して、色々と設定を変更してみましょう。
シミュレーションして相場変動をイメージしていれば、実際に変動があった時も慌てずに済みますよ。
ロスカットしないために利用するのですが、もう少し噛み砕いて見ていきます。
トラリピシミュレーションツールを利用する理由1:ロスカットレートを確認するため
最初の理由は、最初にお話ししたロスカットレートを確認するためです。
予想される相場の変動を入力し、維持率を確認することでロスカットレートは確認できます。
相場変動時、自分がどの程度まで耐えられるのかを知っているのと知らないのでは大違いです。
必ず相場変動時のシミュレーションはするようにしましょう。
トラリピシミュレーションツールを利用する理由2:入金による影響を確認するため
次の理由は、入金による影響を確認するためです。
シミュレーションによってロスカットレートを確認したら、次は入金シミュレーションをしてみます。
全財産でトラリピをしている人はいないと思うので、予備の資金を入金した場合ロスカットレートはどの程度変化するのか?
入金してもロスカットレートが心許ない位置にある人は、そもそも設定がリスクを取り過ぎているのかもしれません。
不安な場合は、設定を見直してみましょう。
トラリピシミュレーションツールを利用する理由3:マイナススワップの影響を確認するため
次の理由は、マイナススワップの影響を確認するためです。
僕は以前はスワップは微々たるものなので気にしなくて良いと思っていました。
しかしスリーミリオンクラブで、アドバイスをもらってからは気にするようにしています。
レンジアウトしていると、マイナススワップで徐々に資金が削られます。
日数を進めて維持率にどのような変化があるか、確認するとマイナススワップの影響が地味に大きいことを実感できますよ。
トラリピのシミュレーションツールを使えばトラリピのリスクも回避できる
トラリピのシミュレーションツールを使えば、リスク回避にもつながります。
どんなに安全な設定を考えていても、100%安全ということはありません。
そのためもしものことを考えてシミュレーションしておくことは、非常に大事です。
良い設定だと思っていてもシミュレーションをしてみたら
- ロスカットレートが近い
- 余裕資金を入金しても耐えられない
- マイナススワップの影響が大きい
自分では良いと思っていても、シミュレーションをしたら問題点が発見される
このような時は、無理に進めるのではなく設定を見直すようにしましょう。
無理にない設定かをシミュレーションをして確認するんだね。

トラリピのシミュレーションはどこから使える?
シミュレーションツールがおすすめなのはわかったけど、どこから使えば良いの?

シミュレーションツールは、パソコンのトレード画面から開くことができます。

スマホアプリからは利用できないので、必ずパソコンから利用してね。

実際にシミュレーションをしてみる

早速シミュレーションをしてみましょう。
シミュレーション
- 運用資金2000万円
- 運用通貨ペア AUD/NZD NZD/USD
記事を書いている時の運用状況でシミュレーションしています。現在の設定とは異なります。
シミュレーション1:リーマンショック時の変動があった場合
リーマンショック時のレート
- AUD/NZD : 1.29ドル(2009年4月)
- NZD/USD :0.5ドル(2009年3月)
この数字をシミュレーションツールに入力します。


見事に証拠金維持率がマイナスになっています。
今のままの設定だと、リーマンショック級の変動があった場合ロスカットしてしまうことがわかりました。
シミュレーション2:1日の変動幅が過去最大だった場合
1日の変動幅の最大値
- AUD/NZDの最大高低差:0.03NZドル(2020年3月16日)
- NZD/USDの最大高低差:0.0671ドル(2015年8月24日)
AUD/NZD:1.09NZドル→1.12NZドル
NZD/USD:0.578米ドル→0.6451ドル
AUD /NZDは2015年以降のデータ。NZD/USDは2008年以降のデータ。
この数字をシミュレーションしてみます。

証拠金維持率276%。安全圏ではないけどロスカットはされてないですね。
1日の変動が大きくなっても、すぐにロスカットされないことが確認できました。
シミュレーション3:ロスカットレートギリギリは?
1日の最大高低差ではロスカットしないことがわかりました。
次は証拠金維持率が100%付近になるレートを探ってみたいと思います。
- AUD/NZD :1.16ドル
- NZD/USD :0.5ドル


証拠金維持率105%。
この辺りがロスカットレートになりそうですね。
のんびり温泉大家の考え方
まずは1日の変動幅をカバーしてロスカットにならないことを第一とする。
レートが大きく変動した場合は余裕資金を入金して今後のさらなる変動に備える。
最初から資金を入金するのが良いのですが、急に良い物件が出てきたときには大きな資金が必要なのでこのような作戦をとっています。
トラリピシミュレーション機能でできること

次はトラリピシミュレーションツールでできることを確認します。
シミュレーションツールでできること
- レートを変更してみる
- 入金・出金をしてみる
- ポジションを持ってみる
- ポジションを決済してみる
- 日数を進めてみる
詳しく見ていきます。
シミュレーション画面の見方
シミュレーション画面を開くとこのような画面になります。
それぞれの見方はこのようになります。

シミュレーションツールの使い方:レートを変更
シミュレーションツールのレートを変更してみるを押すとこのような画面になります。
ここで好きなレートへと変更します。

買いレンジならASK。売りレンジならBIDに入力。
シミュレーションツールの使い方:入金・出金
入金・出金をしてみるのボタンを押すとこのような画面になります。
入金・出金を選択して金額を入力します。

シミュレーションツールの使い方:ポジションを持つ
ポジションを持ってみるボタンを押すとこの画面になります。
ここで追加したいポジションを入力します。

シミュレーションツールの使い方:ポジションを決済してみる
ポジションを決済してみるボタンを押すとこの画面になります。
ここで決済したいポジションを入力して決済します。

シミュレーションツールの使い方:日数を進める
日数を進めてみるボタンを押すとこの画面になります。
進めたい日数を入力します。

日数を進めることでスワップの影響で、評価損や維持率がどのように変化するかを確認することができますよ。
トラリピではシミュレーションだけでなくバックテストも重要です。
→【超簡単】トラリピで安全設定を見つける具体的なバックテストの方法
トラリピシミュレーションツールの注意点

トラリピシミュレーションツールは、トラリピ運用資産表では行えない複数通貨のシミュレーションを行うことができます。
しかし注意しなければいけない点もあります。
シミュレーションツールの注意点
- マネースクエアの口座を開設していないと使えない
- パソコンでしか使うことが出来ない。
- 複数通貨の運用の場合はロスカットレートではなく証拠金維持率で確認が必要
- 決済注文が考慮されない
このような注意点があります。
特に注意が必要なのが、決済注文が考慮されない点です。
運用通貨ペアが買いレンジと売りレンジにある2つの運用通貨ペアでレートの暴落シミュレーションをした場合、買いレンジは特に問題ありません。
問題があるのは売りレンジの方です。
売りレンジ→レートが上昇時にポジションを増やし下落時に決済をして利益を出す。
売りレンジで売りのポジションを複数保有しているところからレートが下落すると、通常は決済されて利益が確定されます。
しかしシミュレーションツールでは決済されないので、売りレンジでもったポジションを持ち続けます。
そのため暴落すればするほど売りのポジションは利益が積み上がってしまいます。
この場合適切なシミュレーションが行えないため、証拠金維持率も意味がなくなってしまいます。
適切なシミュレーションの方法
レートの変更で決済レートに変更して決済する
このシミュレーションをポジション分繰り返す
これを行うことでしっかりとしたシミュレーションを行うことが出来ます。
これたくさんポジションを持ってたら正直無理じゃないですか?


マネースクエアさん、早くこのシミュレーション機能の欠陥を修正していただけるようお願いいたします!
このシミュレーションの注意点は適切にシミュレーションするためには非常に重要な部分です。必ず理解できるまで読み込んでください。
自動売買を活用すればセミリタイアできる!看護師がセミリタイアする方法を具体的に説明した記事
→看護師がセミリタイア する方法!リタイア生活中の元看護師が徹底解説
トラリピで大損しないために重要なことは?
トラリピで大損しないためにはどんなことが大切なのかな?

トラリピで大損しないためには失敗パターンを把握することが大切です。
失敗パターン
- 含み損にビビって損切りをしてしまう
- レンジ相場でない通貨ペアを選んでしまう
- 想定レンジが狭くすぐにロスカットしてしまう
- 相場の変動が少ないと設定変更してリスク管理が甘くなる
- そもそもロスカットレートを把握していない
何事も大きな損をしないためには、しっかりと物事に対する理解を深めることが大切です。
その上で失敗するパターンを把握して、そのパターンを回避、もしくは対処法を考えておくことが大事になります。
トラリピの失敗パターンについて詳しく解説した記事はこちら
→トラリピの失敗パターン5選 大損しない安全運用のコツ
まとめ:シミュレーションツールを使ったリスク管理は非常に重要

まとめます。
シミュレーションツールでできる
- レートを変更してみる
- 入金・出金をしてみる
- ポジションを持ってみる
- ポジションを決済してみる
- 日数を進めてみる
シミュレーションツールの注意点
- マネースクエアの口座を開設していないと使えない
- パソコンでしか使うことが出来ない。
- 複数通貨の運用の場合はロスカットレートではなく証拠金維持率で確認が必要
- 決済注文が考慮されない
適切なシミュレーションの方法
レートの変更で決済レートに変更して決済する
このシミュレーションをポジション分繰り返す
ロスカットを防ぐにはシミュレーションを行い、自分のロスカットレートを把握することが必要です。
ロスカットしないために、シミュレーションツールを利用して十分リスク管理をすることが大切です。
運用開始前にはトラリピ資産運用表を活用して設定を組んでいると思いますが、運用開始後も必ずシミュレーションツールでロスカットレートの確認を行いましょう。
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これらのツールを活用することでリスク管理を十分に行うことができるんだね。
以上です。
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